気管支喘息
咳・喘鳴・呼吸困難でお困りの方へ。適切な診断と治療で症状をコントロールします
気管支喘息について
気管支喘息は、気道が慢性的に炎症を起こし、さまざまな刺激に対して過敏に反応することで、呼吸困難や咳、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒューという音)などの症状を起こします。
個人差はありますが、症状は夜間から朝方にかけて悪化することが多いです。
症状
- 呼吸困難
- 喘鳴(呼吸時にゼーゼー・ヒューヒューという音がする)
- 咳
診断
問診
- 症状の出現時間や頻度、喘息の家族歴、アレルギーの有無など
血液検査
- IgE値、好酸球数を測定する
喀痰検査
肺機能検査
呼気一酸化窒素(NO)検査
治療
吸入ステロイド薬(ICS)
気道の炎症を直接抑制する薬で、長期管理において最も重要とされる。
長時間作用性β2刺激薬(LABA)
気管支を拡張する薬で、通常は吸入ステロイド薬と併用して用いることが多い。
ICS + LABA配合薬
炎症改善と気管支拡張の両方の効果を持つ薬で、現在の治療の主流です。
ロイコトリエン受容体拮抗薬
気道収縮を起こすロイコトリエンを抑制し、気管支を拡張・気道炎症を抑える。
テオフィリン徐放製剤
気管支拡張作用と弱い抗炎症作用を有し、夜間症状のコントロールに用いられる。
短時間作用性β2刺激薬(SABA)
喘息発作時には、短時間作用性β2刺激薬などの発作治療薬で対応する。
ゾレア(オンブリズマブ:Omalizumab)
喘息治療のゴールは、発作を予防し、日常生活を支障なく送ることです。自己判断で薬を中断せずに担当医の指示に従って治療を継続することが重要です。気管支喘息は適切な治療と管理により、症状をコントロールすることが可能です。
